
その前に’06〜’07シーズンの回顧。
総合最終順位は2位!!
順位(昨年) 名前 ポイント 代表馬
優勝 → おっくん厩舎 61135P フサイチホウオー
2位 → ロンドン厩舎 52925P ヴィクトリー
3位 ↑ ノチ彦厩舎 43380P ダイワスカーレット
4位 → たれ蔵厩舎 32605P アドマイヤオーラ
ビリ ↓ きんぐ厩舎 14695P ニシノマナムスメ
今シーズンは全体を通して安定感のある成績で安心して見ている事が出来た。
前半は3位ながら自己ベストを更新しつつ、後半戦で活躍する馬がしっかりと勝ちあがって後半戦優勝の布石をしっかり積み上げていたのが大きかった。
重賞は3勝してG1・G2・G3を各1勝。初のクラシックタイトル皐月賞をヴィクトリーが、そして直線大興奮したアサクサキングスの日本ダービー2着。全体的に不振だった藤沢厩舎の1番の活躍馬でスプリングS制覇のフライングアップルなど等。それ以外でも自己条件での勝ち星も多数あって全体で頑張ってくれた印象♪
逆に牝馬で1勝も出来ないという不名誉な記録も残したり・・・
※'06〜'07POG指名馬
そんなシーズンに活躍してくれた馬を活躍順に振り返り・・・

※'06〜'07POG指名馬
1位 ヴィクトリー
父:ブライアンズタイム
母:グレースアドマイヤ
母父:トニービン
栗東・音無厩舎
賞金:1億3600万円
成績:3−1−0−1
勝ち鞍:皐月賞(G1)、若葉S(OP)、2歳新馬戦
ラジオNIKKEI賞2歳S(G3)2着
結局期間中は底を見せる事が無かったクラシックホース。ロンドン厩舎に牡馬クラシック初の栄冠を与えてくれた馬でデビュー戦から気性の難しい所を見せていたが騎乗した騎手がみんな巧く乗ってくて素晴らしい成績に。
特筆すべきは気性の難しさでデビュー前から稽古では動かず時計は大した事無かったが成長するにつれもっと動かなくなるといったヤンチャ振りが加速。陣営が苦心してプール調教など取り入れて仕上げたのに感謝。
タラレバで大1番のダービーで出遅れていなければどうなったか・・・
※皐月賞ダイジェスト
第2位 アサクサキングス

父:ホワイトマズル
母:クルーピアスター
母父:サンデーサイレンス
栗東・大久保龍志厩舎
賞金:1億2220万円
成績:3−1−0−3
勝ち鞍:きさらぎ賞(G3)、百日草特別(500万下)
2歳新馬戦、日本ダービー(G1)2着
指名時はゲートの出がもの凄く悪いって話しだったがそんな事は無くデビューから2戦ともに東京で競馬。特に2戦目の百日草特別の勝ちっぷりが印象的で先行して早め先頭で粘りこむと無類の強さを発揮するこの馬の真骨頂を見た。2着に頑張ったダービーでもそんなレース振り。勝ったきさらぎ賞も最後まで脚色衰えずの逃げ切りとシーズンと押して楽しませてくれた馬。
※きさらぎ賞ダイジェスト
3位 フライングアップル

父:Rahy
母:Roza Robata
母父:Fire Maker
美浦・藤沢和雄厩舎
賞金:1億0480万円
成績:3−2−1−3
勝ち鞍:スプリングS(G2)、きんもくせい特別(500万下)
2歳未勝利戦、東京スポーツ杯2歳S(G3)2着
共同通信杯(G3)3着
良血が多数入厩する藤沢厩舎も評判の割りに成績は芳しくなかったが、その中で重賞を勝つなど1番活躍した馬。
夏デビューからコンスタントに使われて堅実な成績を残しスプリングSで悲願の重賞初制覇。思いでは目の前で勝利を見たスプリングS。内から伸びてくるアップルに大興奮だった。
※スプリングS当日のドキュメント
4位 ヤマカツブライアン

父:ブライアンズタイム
母:ヤマカツスズラン
母父:ジェイドロバリー
栗東・池添兼雄厩舎
賞金:3020万円
成績:2−3−0−2
勝ち鞍:3歳未勝利戦、500万下、兵庫CS(G3)2着
暮れのデビューで2戦連続2着。ダートに路線変更してからは2連勝と重賞2着と父と母の良さを発揮。デビューするまで2回もアクシデントがあった馬なので、これだけ頑張ってくれた事に素直に感謝。
5位 インパーフェクト
父:ナリタトップロード
母:ブルールミナール
母父:アイシーグルーム
道営・田部和則厩舎
↓ 最終 ↓
美浦・畠山重則
賞金:2660万円
成績:1−0−1−6
勝ち鞍:ラベンダー賞(OP)
期間内唯一の勝利がOPのラベンダー賞で話題性などからも十分楽しませてくれた馬。期間内に厩舎が2転3転するなどあってかわいそうな面があったし、オーナーの影響か使う予定のレースもコロコロ変わって厩舎も大変そうだった。中央に登録されて自己条件から、重賞戦線に復帰を待ちたい1頭。
6位 ブラックオリーブ

父:スペシャルウィーク
母:オリーブクラウン
母父:ドクターデヴィアス
栗東・松田国英厩舎
賞金:2580万円
成績:2−0−1−2
勝ち鞍:2歳新馬戦、白梅賞(500万下)
毎日杯(G3)4着
新馬を快勝後は脚のモヤモヤや不可解な番組選びで順調に使えず2勝をあげたものの不完全燃焼感は否めない。京都で2勝がいずれも快勝でその他の競馬場ではチグハグなレース振りなので、京都で走る時は注目。
7位 コンゴウダイオー
父:Fasliyev
母:Bonita
母父:Primo Dominie
栗東・山内研二厩舎
賞金:2360万円
成績:1−4−0−4
勝ち鞍:3歳500万下
デビュー3戦は期間外でポイントにはならなかったが、それ以後の500万下を勝つまで特別戦などで2着を4回を記録。連闘や中1周もあり出走回数も多く楽しませてくれた馬。
8位 ブライトロジック
父:Fusaichi Pegasus
母:プライマリー?U
母父:Alydeed
栗東・松田国英厩舎
賞金:1415万円
成績:1−1−3−2
勝ち鞍:3歳未勝利戦
前年度の指名馬でG1を優勝してくれたロジックに名前が似てるってだけで指名もソコソコの活躍。能力がなまじあった為に芝の中距離をしつこく使われて適正のあるダートを使われるまで時間かかったが、それからは能力を発揮。気性が成長すれば上でも十分通用する。
9位 フィールドウイナー
父:Green Desert
母:Al Galop
栗東・山内研二厩舎
賞金:1100万円
成績:1−1−0−8
勝ち鞍:2歳未勝利戦
切れる脚が無いのは分かったがイマイチ適性の分からないまま終わってしまった馬。血統からは短めの距離が良さそうだけど、競馬っぷりからは中距離で先手の競馬が・・・
10位 ダイワディライト
父:アフリート
母:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
美浦・二ノ宮敬宇
賞金:780万円
成績:1−1−0−0
勝ち鞍:2歳未勝利戦
大好きなロンドンブリッジの子供でお抱え牝馬。
卓越したスピードは芝ダート問わず活躍が期待されたが無念の骨折。無事だったら短距離戦線で大活躍していただろうに・・・復帰してからの活躍に期待。
【青赤POG総括】※他オーナー指名馬
おっくん厩舎が2連覇!
取る馬取る馬が走り、新馬戦で人気に関係なく勝つ不思議さを今年も発揮してG1勝ちは無いものの重賞5勝、OP5勝など稼ぎまくって高水準の優勝。引きの強さは圧巻!
2年連続ロンドン厩舎が2位。
2年連続でG1勝ち馬を指名し1億超えの馬も3頭。普段なら優勝もある成績も無念の2位。サンデー系以外の活躍馬が活躍して指名のうまさを発揮。近年成績も安定して来シーズンこそ王座奪回を。
3位はノチ彦厩舎。
毎年恒例の1・2頭のみが極端に走って、それ以外はヤレヤレの内容も、メンバー最多のG1レース2勝と勝負強さを見せて総合成績プラスで終了。毎年前半戦だけ強くて後半息切れが特徴も今年は桜花賞制覇とシーズン通して活躍。
ネット全盛の時代で指名馬選びは本のみでも今年のドリームジャーニーのような指名しにくい馬を指名と驚きを与えてくれる。
4位はたれ蔵厩舎。
全指名馬の中でトップスコアラーのアドマイヤオーラを持っているもののそれ以外が稼がず4位。去年同様G2G3優勝して、G1でも上位入選しながらも総合マイナス。
ココ2シーズン1頭のアドマイヤ以外はほとんど稼いで無く、3年前をみてもアドマイヤが稼ぎで上位に来てるので、全指名馬アドマイヤにしてみたらいかが(笑)
ビリはきんぐ厩舎。
トップスコアラーがニシノマナムスメなのでシーズン通して惨敗。
毎年恒例になった有力馬の故障を今年も発揮して、タラレバになるけど故障が無ければもっと上位に顔を出しても良かった。
【おまけ】
何年もやってると各厩舎に特徴が出てるので一言
おっくん厩舎:引きが強く走る・・・
ロンドン厩舎:ジリ脚の馬ばかりでもどかしさが・・・
ノチ彦厩舎:毎年走るのは1・2頭と前半戦のみの強さ・・・
たれ蔵厩舎:指名下手・・・
きんぐ厩舎:毎年故障する馬多数・・・